ボンドグラフの基礎:11

ボンドグラフからブロック線図への変換

前ページのボンドグラフをブロック線図に変換する方法を説明します。

    それぞれ番号を付与します。例えば、ボンド番号1はエフォートe1、フローf1のようになります。
  1. すべての要素、接点についてボンドグラフの基礎4 からボンドグラフの基礎8まで を参照して、ブロック線図に置き換えます。
  2. 最後にこれら各要素のブロック線図を総合します。

    ボンド番号を付与したボンドグラフ

    左図は上の図にボンド番号を付与したものです。各要素をブロック線図に変換する過程を表にまとめます。

    要素のブロック線図1

    上図の各要素をブロック線図に展開します。エフォートとフローが対になっていることに注目してください。

    要素のブロック線図2

    ブロック線図の総合

    すべての要素についてブロック線図に展開し、総合します。ボンドグラフの簡潔な表示に比べ非常に複雑になります。

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