Tips:2

A4横長図をpLaTexに入れ、さらにpdfファイルにする

報告書を作成する際にA4横長の図を必要とすることがあります。このような図は90度回転させて入れる必要があります。pLaTexでこれのコマンドは簡単で、次のようにすればよいのです。
プリアンプルで⁄usepackage{graphicx}を宣言し、figure環境で
⁄includegraphics[width=xxcm,angle=90]{foo.eps}
とすれば、dvioutでは90度回転された図が表示されます。

ところがpdfファイルにするために、Acdobat Distillerからpsファイルに変換し、さらにpdfに変換すると、回転された図が抜けて空白となります。GsViewでOrientationコマンドにより回転させても、pdfファイルにする際にはPortraitとみなされて今度は回転しないまま切り出されたゆがんだ図となります。dviout、Acrobat Distiller、Gsviewの最新版でも同じです。この対策も実は簡単で、ImageMagickのコマンドを用い、
$ convert -rotate 90 foo.eps foo_after.eps
とすれば右回転できますので、上と同じく
⁄includegraphics[width=xxcm]{foo.eps}
とし、Acrobat Distillerによる通常の手段によればpdfに変換できます。

ImageMagickの図の取り扱いはbmpが基本なので、上記による図はあまりきれいではありません。最新のAdobe Acrobat X Proによると、pLaTexのfigure環境で90度回転をしないまま、pdfに変換し、図のみ回転させることができます。この場合はきれいな図が得られます。残念ですが、このソフトは高価というほどではありませんが、安くはありません。

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