2016年11月

トランプ大統領

トランプさんがアメリカ大統領に当選したので、メディアは後講釈に忙しい。老生ごとき市井の凡人が論評すべきことではないが、口幅ったいようだが老生にとっては別に驚きではない。老生の知っている範囲でも事前にトランプ候補の当選を断言していたのは藤井厳喜、宮崎正弘の両氏がいる。藤井厳喜氏は11月3日にも僅差だが、トランプ氏が当選すると断言していた(参考)。
メディアでは、世論調査の誤りが指摘され、米国でも固定電話による世論調査は信頼できないことが分かったなどと言っているが、そんなことは事前に解っていたことである。

老生は藤井氏の講演を2年前にも聞いたことがある。次期大統領は共和党になる可能性が高いとの趣旨であった。アメリカの草の根の保守的地力を重視すべきと力説していた。しかし、では正統的共和党エスタブリッシュメントが政権を奪還できたかは疑問である。アウトサイダーのトランプ氏だからこそ、草の根を掘り起こしたといえるのではないか。

米欧のメディアは左翼全盛であって、日本のメディアは米欧の追随でしかないから、当然左翼全盛である。これはグローバリズムの帰結である。グローバリズムではトップクラスの人達が富と価値観すら独占する。そうして庶民に対し、お説教する。これが正しい、お前たちは従うべきだというのである。A新聞はその典型である。老生がいかになんでも極端だと思ったのはLGBT問題である。主観的に女性である男性は女性用トイレを使用できるのだそうである。高度の知性を有する女性には受容できるのかもしれないが、一般の女性には到底許容できることではないだろう。PC問題もこの延長線にある(PC問題とはPolitical Correctnessの略、要するにマスコミが建前で口にすべきではないとか、差別だからいけないとかいうたぐい。)。なんだか難しい話をされて人権とかなんとかからそうすべきだといわれても庶民はおかしいと思う。そのうえお説教する輩はとてつもない高収入と高学歴の持ち主である。口ではかなわないが、おかしいというのが実感ではないだろうか。本来メディアは事実を伝え、解釈はまかせるのが筋である。しかし、日本メディアは特にそうであるが、事実ではなく、解釈というか上から目線の説教ばかりする。その結果、メディアはウソしか伝えない。信じられないとなる。

それでも庶民は暮らしが成り立つなら我慢をするだろう。しかし、もうぎりぎりまで来ている。とうてい 我慢できないというのではないだろうか。その本音が爆発したと理解している。