2014年12月

総選挙雑感

今回の総選挙は予想されていた通り、自民・公明の圧勝に終わった。野党側の準備不足などは言い訳に過ぎない。負けるべくして負けたというしかない。老生はいわゆるネトウヨに共感している一人なので、次世代には若干の期待は持っていたが、選挙態勢、候補者の顔ぶれ、演説等、見聞きすると旧態依然そのもので惨敗は当然と思っている。

ここで話は変わる。老生は週に3回パートのため、働きに出る。とある駅に早朝降り立つのであるが、時々共産党のいわゆる辻立ちに出くわす。駅頭での演説会である。演説しているのは大抵は、ほぼ40代とおぼしき女性である。服装もそれなりにきちんとしており、老生のような爺さんからみると清新というか魅力的ですらある。演説そのものはステレオタイプそのもので、生真面目一点張りであって、ユーモアや即興はひとかけらもない。老生の推測であるが、原稿の丸暗記という印象を受ける。演説内容には全く魅力はない。共産党らしく、子育て、保育園、消費税等々の内容を繰り返す。これを年中聞かされる若い女性などはおのずから洗脳され、ある程度は共感するに至るであろうことは理解できる。

この辻立ちを見聞きしてから、そろそろ6年ほどになる。老生のパートの初めからである。初期のころから演説者は女性であったが、周囲にいてビラ配りなどをしているのはいかにも草臥れたオッサンばかりであった。老生の多少へそまがりの邪推であるが、若年のときからの左巻きが定年になり、暇をもてあまして先祖帰りをしたものの、いまさらアジ演説もできず、ビラ配りを手伝っているのではないかと思ったものである。

ところが、2年ほどまえから草臥れたオッサン達は姿を消し、40、50代の男女に代わってきた。俄然元気になったという印象である。これはなにかあると老生は感じていたのである。共産党は供託金の没収には目もくれず、全選挙区に候補者を立てている。全選挙区に候補者を立てることによる比例区への集票効果は馬鹿にならない。今回の選挙ではついに小選挙区での当選者を出すまでに至った。全選挙区に候補者を出し、候補者である以上、ステレオタイプであろうがなんであろうが演説はしなければならない。日常的な辻立ちは練習に過ぎない。選挙は本試験になっている。(追記:政党の新しいビジネスモデルである)

老生は単純な推測で言っているだけであるが、共産党は組織的な候補者発掘システムを持ち、辻立ちの演説テキストを訓練し、そのうえ選抜の採点までしているのではないだろうか。資金源には疑問はあるが、きわめてシステマティックで近代的システムと言わざるをえない。候補者にも資金的負担は若干はあるであろうが、自民党などのような個人後援会に比べれば、はるかに少ないことは自明と思われる。以上は、老生の独断による推測である。このシステムの欠点は、基本的には全体主義的であるから親亀こけたら子亀は全部こけることである。ナチ、ソビエト等例には事欠かない。ナチを例にすると激怒されるかもしれないので、予防線を張るとこれはある種の会社組織であるともいえる。株式会社は基本的には全体主義的だからである。しかし、システム自体は極めて効率的かつ近代的であるから、いつまで通用するかはわからないが、共産党も当分は成長するのではないかと思っている。ただし、販売商品については保留する。

初冬近景

初冬の烏紅葉_2014_12_13
散歩道の途中です。紅葉はとっくに終わり冬色落葉でしょうか。携帯のカメラですが、わりあい鮮明です。ちなみに私の携帯は3年前に買ったもので、最近になりようやく何とか使えるようになりました。カラスが数百羽か数えきれないほど、送電線に止まっているのも壮観です。(クリックすると拡大できます。)餌が乏しくなってきたのか、夕方には畑で餌探しをしているようですが、あまりの数の多さにヒッチコックを思い出すのも、私だけではないでしょう。

番猫

番猫ななちゃんは甘えっこだったが、5月に亡くなってさびしくなった。今は茶目ちゃんだけである。これは一匹で頑張っている雄姿である。老生が帰宅するのを見張っているらしく、見つけると大声でニャーオ・ニャーオとやるので近所では犬みたいな猫という評判だそうだ。番犬ならぬ番猫である。もっとも気が小さいので他所の人が訪れるとすぐ逃げ出す。

さすがに昨今のように寒くなると頑張っていられないらしい。猫キャビンにホットカーペットを入れてやったら、気にいったようで入りびたりである。猫らしく外の見回りには熱心であるが、それだけである。最近強そうな黒猫が出現しているのだが、ただ、遠くから見守るだけである。お互いの声闘もない。見回りに出るときには必ず玄関から出るので、その都度面倒を見なくてはならない。老生の書斎は玄関の脇なので、書斎のドアを開けてニャーオとやるのである。帰るには裏の猫ドアを利用している。どうやら猫ドアから出て黒ちゃんに出くわしたら大変とビビッているらしい。情けない限りである。亡くなったななちゃんと違い、抱っこをせがむこともない。かみさんによると半年ばかり野良猫の生活をしたので、人間に対する信頼感が今一つ足りないのではないかということだ。

Tyame_2