2011年03月

ペットと歯磨き

犬も猫も高齢になると、歯石がたまり、歯周病をおこして口臭がひどくなる。症状が進むと、歯槽膿漏になって歯がぬける。歯周病は全身病でもあるから、獣医さんのお世話にならなくてはならない。場合によっては死ぬことにもなる。予防には歯磨きがよいのだが、幼いうちからしつけないと無理である。ペットショップではペット用に歯ブラシが売られている。歯磨きを遊びのようにするのがこつだそうだが、子供のうちから訓練するのはかなり面倒である。

歯石除去を獣医さんにお願いするにしても全身麻酔になるし、高齢になると体への負担も大きいのでやめた方がよいでしょうと言われる。

当家では犬のごろちゃんだけが歯磨きを受け入れた。いやでいやでたまらなかったようだが、我慢していたようだ。これも犬のキューちゃんは死にものぐるいで抵抗するのでとうとうできなかった。猫どもは爪と牙と両方で抵抗するからこれも無理である。人間でも子供は歯医者さんでは泣き叫ぶのが普通であるから当然であろう。ガーゼを指にまいて歯茎マッサージをするのは比較的受け入れてくれるが、面倒で人間の方の根気が続かなかった。

犬の歯石予防には歯磨きの他に犬用のガムも売られている。しかし、これも若い時分にはよろこんでおもちゃにしていたが、高齢になるとかじらなくなる。猫用ガムは売っていないようだ。そんなわけで、お手上げであった。

ところがである。以前は猫のえさはほとんどねこ缶にしていた。最近はドライフードの種類が多くなり、猫の気に入りを選択できるようになったので、ほとんどドライにするようにした。これで図らずも分かったことだが、ドライフードだと歯石が出にくいようである。やる面倒もないし、飼い主、猫の双方に良い。オス猫は膀胱結石がおきやすいが、専用の予防用ドライフードもある。当家ではななちゃん(メス猫)が冬になるとたびたび尿道炎をおこし、困っていたが、獣医さんのすすめでこのドライフード(尿を酸性にするらしい。)にしてからこれまでのところ炎症をおこしていない。やれやれである。犬の歯石予防にドライフードが役立つかどうかは、もう2匹ともいなくなったので分からずじまいである。